【マッチレビュー】コリンチャンス対パルマ

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こんにちは。
グロッケンです。

投稿めちゃめちゃサボっててすいません(笑)。
ある試合のマッチレビューを書こうと思ってたのですが、一回観てから随分と時間が経ってしまったので改めて試合を見返そうとしているところです。(やりたいことが積み重なっていてまとまった時間があまり取れない(>_<))
もう少し時間がかかりそうなので、軽い記事で数を稼いどこうと思います。(マッチレビューて書いてますが、あんまマッチレビューらしくないです)

さて、本題です。
ブラジルの強豪、コリンチャンスがスペインにやってきてトレーニングマッチ(親善試合?)を行っています。
そのうちの一つである、パルマ(執筆時リーグ5位)との試合を取り上げようと思います。
他国同士のクラブチーム(特に違う大陸)が対戦する機会というのは非常に珍しいので、興味のある方は是非フルマッチをご覧になってくださいね。
以下のリンクから飛べます。

(1)ざっくりとしたチーム紹介

①コリンチャンス(ブラジル)

コリンチャンスはサッカーでも有名ですから、なんとなく名前は知ってるという人はたくさんいるのではないでしょうか?
正直ブラジルの方の事情には疎いのですが、強豪であることは間違いないと思います。
前回のインターコンチネンタルカップにも出場しました。

何と言ってもコリンチャンスと呼ばれる戦術が存在するのは有名ですね。
実際にそのように呼んでいる人はどれくらいるかは分かりませんが(ボランチやジセーザなどの方が主流?)
まぁチーム名が戦術の名前になってるくらいなので、もちろんバンバンこの戦術を活用してきます。
コリンチャンスが何か分からない人は僕の昔の記事でも読んでみてください~。(結構雑なのであくまで参考程度に)
https://giriguro.hatenablog.jp/entry/2018/04/15/232453

まぁ色々と細かい部分は結局まだよく分かっていません。(ジセーザって呼び方も覚えてしまったし、余計こんがらがってしまった((+_+)))
まぁとにかく雰囲気掴めれば取り敢えずOKってことにしましょ(笑)。
いつか細かい部分について議論したいですが、それは正直SNSでは難しいですね。
やはり直接会うかテレビ電話が必須ですね。

とーにーかーくー。
コリンチャンスはコリンチャンスを多用するという点でスペインではなかなか見られないチームでえあることは間違いないです。
この攻防を見るだけでもなかなか新鮮でめちゃめちゃ面白かったです。
ちなみにスペインでコリンチャンスを意図的に多用してるチームはバルセロナくらいですかね。(エルポソなどがごく稀に使用してますが)

 

②パルマ(スペイン)

次にコリンチャンスの対戦相手であるパルマ。
このチームはスペインリーグが好きな人には結構馴染み深いチームかなと思います。
3強を除いた中では最上位のレベルにあるチームですね。

スペインリーグのチームは各チームそれぞれの色を持っています。
パルマはオフェンスにおいて偽ピヴォを上手く使ったオフェンスをします。
また、ダイレクトなプレーを好むチームかなと思います。

また、もう一つの特徴として最近の堅守っぷりは圧巻です。
現在23試合を消化して、失点数はたったの38失点。
1試合を2ゴール以内に抑えるこの数字はリーグトップです。(2位はインテルの51失点)

この要因としては守備が整備されていることは勿論ですが、ゴレイロの活躍を語らないわけにはいきません。
パルマにはバロン(スペイン)とサルミエント(アルゼンチン)という二人のゴレイロを擁しており、両者ともワールドクラスのゴレイロと言って差し支えないと思います。
特に後者のサルミエントは前回のワールドカップ覇者であるアルゼンチン代表の正ゴレイロであり、その能力は折り紙付きです。
そんなサルミエントでも簡単には出場機会を得られないほどバロンの能力も傑出しており、まさに世界最高峰のゴレイロの質を備えているといっても過言ではありません。(二人ともどちらかというとムラが激しいタイプだが、それを補いあっているのが尚良い)

ちなみにかつて名古屋オーシャンズに所属していたシンビーニャ選手も今シーズン途中までこのパルマに在籍していました。(現在はバルセロナに移籍)

 

(2)スペースの攻防(創るパルマと突くコリンチャンス)

この試合で一番の見どころはなんといっても高いインテンシティの守備をいかにかわしてフィニッシュへ繋げるかという両チームの攻防ではないでしょうか。
特にコリンチャンスによるコリンチャンスを用いたプレス回避は非常に見応えがありました。(良い教材になると思うので、指導者の方は是非ご覧になってみてください)

両チームとも守備の特徴に違いがあり、そのため攻略する側も意識する点が異なっていたと思います。
コリンチャンスはマンツーマン中心で人に強くついてくるため、パルマとしてはいかに人を引き付けてスペースを創り出し、そこをタイミング良く攻略するかという部分を意識していたと思います。(ただし、ハーフに引いたときは厳格なゾーンになるため攻略方法は大きく異なる)

一方パルマの守備はゾーン中心(いわゆるイプシロンプレスに近い)の印象があり、それを攻略するためにコリンチャンスは例のコリンチャンスを多用していました。
ゾーンディフェンスのため思いっきり裏を取られるということはありませんが、相手の後列で数的優位を作られズレが多く生じ、アラに運ばれたりピヴォに当てられたりなどで押し込まれるシーンが多かったように思います。
これはコリンチャンスのような攻撃戦術を取りチームが少ないためパルマが慣れていなかったといのもあると思いますし、またコリンチャンスの駆け引きの上手さが光った部分もあると思います。
とにかくパルマは途中からコリンチャンスのオフェンスに苦しんでいた印象です。

 

(3)ピヴォ大国ブラジル

この試合で目立ったのが、コリンチャンスのピヴォに対するパルマ側のファウルです。
ブラジルには本当に良いピヴォがたくさんいますが、コリンチャンスも勿論その例外ではなくパルマも手を焼いていました。
パルマとしては本当はピヴォに収まる前の段階で潰しておきたかったのですが、先述のとおり上手くプレス回避されてしまうシーンも少なくなかったためピヴォに入ることも多くなってしまいました。
また、スペインにも良いピヴォはいるのですがその数はそんなに多くないことも強力なピヴォへの耐性の無さという形で表れてしまったかもしれません。
正直その辺の対人部分はあまりよく分からないので、他の人に譲ります(笑)。

一方パルマも偽ピヴォに当てることでプレスを回避したりチャンスを作るシーンがありましたが、この時のピヴォとして活躍した93番のヴィレラ選手も勿論ブラジル出身です。
ブラジルは良いピヴォが多すぎますね(笑)。

 

 

(4)ブラジルは「個」?

これは完全に主観なんですが、かつての自分はブラジルと言えば「個」だろ、というイメージを抱いていました。

圧倒的な「個」でぶちのめす。
戦術なんてくそ食らえ。

みたいな。

でも、実際にブラジルのクラブの試合などを見るとむしろめちゃめちゃ戦術しっかりしてるやん、ってびっくりしたのを覚えています。
特にびっくりしたのが守備の部分。
厳格なハーフからのゾーンディフェンスがめちゃくちゃ上手い。
前からプレスをかけるのにゾーンディフェンスはよく使われますが、ハーフに引いた状態では案外少なかったりします。
とにかくそれが上手いのなんの。

元名古屋オーシャンズのシノエが在籍しているMarrecoというチームの試合を見ることが多かったのですが、このチームもめちゃめちゃハーフゾーンが上手いと思ってます。

まぁとにかく戦術とは縁のない国なんだろうなぁ(リソースでぶっ潰すんだろうなぁ)という勝手な先入観は消えてしまいました。
むしろ色んな戦術にアジャストできないと、あの国では生き残れないんじゃないかと思ったくらいです。(ピヴォは除く(笑))

コリンリャンスも所々でハーフゾーンを見せてくれたり、コリンチャンススペシャル(って勝手に名付けたサインプレー)を見せてくれたりとたった一試合で戦術の豊富さが垣間見えました。
一方パルマも比較的かっちりとした戦術を持ってるタイプのチームで、やはり両チームの攻防は見応えがありましたね。

 

(5)フィクソの人へ

日本には良いフィクソが少ないと勝手に思ってます。(めっちゃ勝手ですいません)
この試合では良いフィクソが多かったと思いますし、フィクソの方はフィクソだけに注目してみると非常に勉強になると思います。(もちろん他のポジションもめちゃくちゃ勉強になりますが)
特にパルマの71番のラファロペスの球離れの速さは個人的に素晴らしいと思っています。
別にラファロペスってそんなに上手いわけじゃないんですが(超失礼)、パス回しにおける潤滑油としてめちゃめちゃチームに貢献しています。
足元の技術だけが全てじゃない、っていう典型的な例だと思います。

 

(6)まとめ

なんか色々書きましたが、とにかく戦術的な部分も含めて面白いし勉強になる試合だと思います。
指導者の方はもちろん、選手の人も是非時間を取ってじっくり見てみると良いかなと思います。
いつかあのレベルに辿り着きたいな~。(無理)

 

今回はこのへんで。
それでは($・・)/~~~